本記事では、幼児教材のZ会とこどもちゃれんじを7つの項目で比較しています。
両方同時に受講した我が家の経験を、ぜひお子さんの教材選びにお役立てください。
☑この記事でわかること
- Z会とこどもちゃれんじの特徴別比較
- 両方W受講してよかったこと
- 後悔しない選び方
筆者は6歳男児の父親です。早稲田大出身で、息子の教育には割と力を入れています。通信教育は10社を実際に比較しました。
Z会とこどもちゃれんじは、幼児教材の中では長年1、2位を争う人気教材です。
我が家では息子が4歳のときに教材選びを始め、こどもちゃれんじとZ会は最終候補になりました。
無料教材を比較した結果、どちらも伸ばせる部分が違ったので選びきれず、両方同時に受講。
最終的にはこどもちゃれんじ一本にしましたが、W受講した結果、見えてきたものがありました。
そこで両方受講した我が家の経験を生かしてもらうべく、2教材の特徴を7項目に分けて徹底比較してみました。
要点をまとめると以下のとおりです。
Z会 | こどもちゃれんじ | |
難易度 | 鉛筆で書かせるワークが多いけど、難易度は低め | 年中までは低め。 年長になると一気に上がる |
学習到達度 | 遅い | 早い |
教材のバリエーション | 知的好奇心を高める親子ワークで様々な体験ができる。 | 知育玩具が超有能。 学力だけじゃなく生活面の向上を期待できる。 |
続けやすさ | 親子ワークが結構忙しいので親次第。 | 子どもの続けやすさはNo.1。 付録で散らかるのが懸念点。 |
独自サービス | 年中以上は月1の添削が受けられる | 有料オプション多数 |
資料請求特典 | 無料お試し教材+期間限定プレゼント | 無料お試し教材+豪華なプレゼント(高級タオルなど) |
月額料金 | 1,870円~2,431円 | 0歳:1,873円 1歳以上:1,980円 |
両者の比較結果を大雑把に結論づけるなら…
記事本文では、両方受講した我が家の経験談を、より詳しく掘り下げて解説しています。
本記事を読めば、Z会とこどもちゃれんじのそれぞれのメリット、デメリットまで簡単に理解できるようになります!
- Z会とこどもちゃれんじで迷っている方
- Z会とこどもちゃれんじの両方を受講しようか検討中の方
是非とも我が家の体験を参考にしてみてください。
▼Z会の無料プレゼントキャンペーン
▼こどもちゃれんじの無料プレゼントキャンペーンと入会時の裏技
Z会とこどもちゃれんじを両方受講してわかったこと
Z会とこどもちゃれんじを両方受講してわかったのは、どちらも伸ばせるポイントが違うということ。
それぞれの詳細レビュー記事は以下でまとめています。
ポイントを簡単にまとめると、以下のとおりです。
Z会で伸ばせるポイント
☑Z会で伸ばせるポイント
- 体験学習を通じた知的好奇心
- 現時点での苦手や得意の発見
- 右脳的思考力
Z会の良さは、ズバリ体験学習です。
身の回りのものや生き物、自然と触れ合いながら、知的好奇心を高めていく学習に力を入れています。
「目先の学力より将来に役立つ体験をさせたい」というご家庭にはピッタリです。
こどもちゃれんじで伸ばせるポイント
一方こどもちゃれんじは、「まずは机に向かう習慣を付けたい」というご家庭向き。
☑こどもちゃれんじで伸ばせるポイント
- 入学前までに必要な基礎的学力
- 継続して学習する力
- 日常生活で必要なことや小学校入学への心構え
ワークは読み書きや計算などの基礎学習がメインですが、工夫した仕掛けのエデュトイ(知育玩具)を使うので、とにかく楽しく学べます。
同じ月齢に設定されたしまじろうが登場する絵本やDVDを通じ、日常生活で必要になる「生活力」が身につくのもポイントです。
Z会とこどもちゃれんじの基本情報
Z会 | こどもちゃれんじ | |
対象年齢 | 年少以上 | 0歳から |
教材内容 | ぺあぜっと(親子ワーク) ぺあぜっとi(保護者向け冊子) かんがえるちからワーク(ドリル) ※ぺあぜっとシート(添削課題) | キッズワーク 絵本 知育玩具 DVD 保護者向け冊子 |
月額料金 | 1,870円~2,431円 | 0歳:1,873円 1歳以上:1,980円 |
有料オプション | 特になし | こどもちゃれんじEnglish(1回2,933円、年6回) こどもちゃれんじプラス(545円~1,090円) |
※は年中以上
上記のとおり、Z会の対象年齢は年少以上です。
なので、2歳以下の子は、必然的にこどもちゃれんじ一択になります。
料金は、年中以上になるとZ会の方が高いです。
特に年長になると500円近く変わり、こどもちゃれんじならその分有料オプションを付けられます。
とはいえ最終的に大事なのは教材の中身です!この先で詳しく比較していきます!
Z会とこどもちゃれんじの教材を画像で比較
ここからは、それぞれの教材の中身を比較していきます。
結論から言うと、どちらもバリエーションはかなり豊富です。
毎月配布される中身は若干変わりますが、基本的にZ会とこどもちゃれんじの各教材は以下の通り。
教材名 | Z会 | こどもちゃれんじ |
メイン教材 | かんがえるちからワーク | キッズワーク |
副教材 | ぺあぜっと(親子ワーク) | 絵本、知育玩具、DVD |
メイン教材自体はさほど差はありません。
どちらもいわゆるドリルタイプの教材。
試しに、年中さん向けの実際の教材をご覧ください。
どちらも鉛筆を使ったワークです。
ご覧いただければわかりますが、そんなに大差はありません。
ただ、副教材では両者の違いが顕著に現れます。
体験がメインのZ会
まずはZ会。
親子ワーク「ぺあぜっと」では、身の回りにあるものや自然現象について、親子で「実験」をしながら進めていきます。
出典:Z会
意外と親子でやるワークは大変です。我が家は毎週末、私(パパ)が一緒にやってあげるのが決まりとなっていました。忙しいご家庭だと時間の確保が最大の課題だと思います。
付録もありまして、カルタとか地球儀とか、「玩具」ではなく知育効果のあるものがついてきます。
出典:Z会
こどもちゃれんじはとにかく楽しい
一方のこどもちゃれんじは、創意工夫を凝らした知育玩具が目玉です。
たとえば時計を使った玩具では、音声が流れるのでゲームをしながら時計の読み方を学ぶことができます。
こどもちゃれんじでは、2、3ヶ月に一回、こうした知育玩具が必ず届きます。
玩具によってはメルカリで買う人もいるくらいの人気です。
子どもにとってはおもちゃで遊んでいる感覚なので、無理なく続けられるのが最大のメリットです。
ということで、方向性は全く違うんですが…
このように考えれば間違うことはありません。
失敗しない幼児教材の選び方でも紹介しているとおり、Z会とこどもちゃれんじのどちらを選ぶにしても、一度無料教材で試してみるのがおすすめです。
こどもちゃれんじのワークは現時点での力試しにちょうどいいですし、Z会の親子ワークがどれくらい忙しそうなのかも実感できるはず。
いきなり入会するのはリスクしかないので、まだ試していないなら必ず無料教材から取り寄せてみてください。
\親子で取り組みたいならZ会/
Z会公式サイト:https://www.zkai.co.jp/
\取り組みやすさならこどもちゃれんじ/
こどもちゃれんじの無料教材をもらうベネッセのプレゼントキャンペーン情報はコチラ
こどもちゃれんじ公式サイト:https://www2.shimajiro.co.jp/
【Z会とこどもちゃれんじ】難しいのはどっち?
ここからは、Z会とこどもちゃれんじの難易度や学習進度を比較していきます。
難易度で比較
少し主観が入りますが、難易度でみるとこどもちゃれんじの方が高いです。
意外かもしれませんが、Z会はかなり簡単な部類に入ります。
小学生コースはわかりませんが、Z会の幼児コースの目標は「知的好奇心」を高めること。
なので、目先の文字の読み書きとか数字、計算問題にはあまり力を入れていません。
逆にこどもちゃれんじは、早い段階から読み書きや計算の練習に入ります。
それに加え、生活面での常識やあいさつ、決まりごとなど、身につけておきたいことを絵本とDVD、玩具で学ぶ方針です。
とはいえ、どちらも所詮は通信教育なので、そこまでハイレベルなことはやりません。親がしっかりサポートしてあげれば、Z会でもこどもちゃれんじでも十分理解できるはずです。
学習到達度で比較
学習到達度で見ると、こどもちゃれんじの方が断然早いです。
たとえばこどもちゃれんじ年長さんのカリキュラムを見ると、基本的な読み書きや足し算引き算の基礎は8月までに終わらせます。
そして9月以降は「キレイに書く」とか「漢字を読む」というフェーズに入っていきます。
一方のZ会は、ひらがなの書きが到達目標です。
足し算引き算の基礎も練習しますが、こどもちゃれんじの年中さんレベル。
あくまでZ会は体験学習がメインなので、「小学生入学までに他の子に差をつけたい」という方には向きません。
この違いはどちらが良いとは言えず、ご家庭の教育方針次第ですが、事前に認識しておいた方が無難です。
続けやすさならこどもちゃれんじに軍配
続けやすさは断然こどもちゃれんじです。
メインのワーク以外でも楽しい知育玩具やDVDがついてくるので、子どもにとっては毎月届くプレゼントのような感覚になります。
強いて言えば、付録で部屋が片付かなくなるデメリットはありますが、食玩やガチャガチャを減らせばまったく問題ありません。
一方のZ会は親子ワークが最大の目玉なので、親がかなり忙しいです。
もちろん子どもと一緒に学べる時間はとても貴重なことですし、幼児期で一番重視すべき点かもしれません。
ただ、特に共働き世帯とか下にも小さな子がいるご家庭では、一緒にやってあげられるかどうかが鍵になります。
親子ワークをやらないとZ会の魅力がほとんど生かせなくなってしまいます…。
なので、忙しくて時間を確保できなさそうなら、素直にこどもちゃれんじを選ぶべきです。
Z会とこどもちゃれんじを独自サービスで比較
Z会もこどもちゃれんじもオリジナルなサービスがあります。
Z会 | こどもちゃれんじ |
添削指導サービス(年中以上) | こどもちゃれんじEnglish こどもちゃれんじプラス |
Z会では、年中さん以上になると月一回の添削指導があります。
まなびwithにも添削指導はありますが、毎月必ずプロの添削指導が受けられるのはZ会だけ。
素人ではわかりにくい苦手の発見にもつながります!添削だけでZ会に決め流人もいるくらいです。
一方のこどもちゃれんじは、有料のオプション教材が強みです。
こどもちゃれんじEnglishは、年6回の講座で1回2,933円。
出典:ベネッセ
こどもちゃれんじEnglishは、本教材と同じように知育玩具やDVDを使いながら、楽しく英語をに触れることができます。
もう一つの有料オプション「こどもちゃれんじプラス」は、各コース3~4つのプランの中から追加教材を選べます。
出典:ベネッセ
お子さんの伸ばしたい能力に応じてオプションを選べるのはこどもちゃれんじならではの強みです。
メイン教材の比較で優劣つけられなければ、独自のサービスで決めるのもありだと思います。
Z会とこどもちゃれんじを料金で比較
Z会 | こどもちゃれんじ | |
0歳 | なし | 1,873円 |
1~2歳 | なし | 1,980円 |
年少 | 1,870円 | 1,980円 |
年中 | 2,240円 | 1,980円 |
年長 | 2,431円 | 1,980円 |
Z会とこどもちゃれんじを年齢別の月額料金で比較すると上記の通り。
年少さんではZ会の方が110円安いですが、年中さんになると260円、年長さんでは451円ほどこどもちゃれんじの方が安いです。
こどもちゃれんじは545円の有料オプション「こどもちゃれんじプラス」をつければ、さらにプラスアルファで知的好奇心を高める教材が届きます。
さらに、こどもちゃれんじの紹介制度の裏技を使うと、比較にならないくらいお得に入会できます。
ということで、コスパで見たら断然こどもちゃれんじの方が上かな、という見解です。
両方とも資料請求特典あり
期間限定ですが、Z会もこどもちゃれんじも、資料請求するだけでプレゼントが貰えます。
どちらも無料なので、入会するしないに関わらず、貰わなきゃ損と言えるレベルです。
それぞれのプレゼントキャンペーンは以下の記事でまとめているので、早速チェックしてみてください!
こどもちゃれんじは資料の到着確認電話だけですし、Z会に至っては電話番号登録すらいりません。
心配ご無用だということがお分かりいただけると思います。
Z会とこどもちゃれんじを両方受講する際の注意点
もしZ会とこどもちゃれんじを両方受講するなら、以下の点にご注意ください。
- ワークを余らせないようにする
- 学習進度の違いを理解する
- 整理整頓に気をつける
ワークを余らせないようにする
一番大事なのが、最後まで必ずワークを終えること。
こどもちゃれんじもZ会も、前の月で学んだことを踏まえて少しずつ新しいことにチャレンジしていく仕組みです。
なのでやり残しがあると、その時点で遅れてしまい、付いていけなくなる恐れがあります。
W受講すると単純に量も2倍になるので、 「まだ終わっていないのにもう次の号が着ちゃった」ということにならないように気をつけたほうがいいです。
学習進度の違いを理解する
上述したとおり、こどもちゃれんじの方が進みは早いです。
なのでZ会をおさらい用として使う分にはいいですが、Z会に照準を合わせてこどもちゃれんじを使うと、少し難しく感じるかもしれません。
整理整頓に気をつける
当たり前のことですが、W受講するとワークや付録がとんでもない量になります。
特にこどもちゃれんじはただでさえ付録が多い教材なので、部屋の整理整頓には気を配ったほうがいいです。
我が家がW受講を辞めた理由
諸々ありますが、受講料をほかのものに回したほうが良いと判断したからです。
月々2,000円ちょっとなので、さほど大きな負担にはなりません。
ですが、その分を図鑑や辞書の購入費に回し、Z会の「知的好奇心を高める」という部分を補うようにしました。
ちなみに我が家では、ダイソーで買った教材も毎月買い足して利用しています。
子どもの学習は何も通信教育だけが全てではないので、色んな方向からのアプローチをしたほうが効果的だという結論に至りました。
Z会とこどもちゃれんじの比較まとめ!両方お試ししよう
最後に、Z会とこどもちゃれんじの比較を一覧表でまとめます。
Z会 | こどもちゃれんじ | |
難易度 | 鉛筆で書かせるワークが多いけど、難易度は低め | 年中までは低め。 年長になると一気に上がる |
学習到達度 | 遅い | 早い |
教材のバリエーション | 知的好奇心を高める親子ワークで様々な体験ができる。 | 知育玩具が超有能。 学力だけじゃなく生活面の向上を期待できる。 |
続けやすさ | 親子ワークが結構忙しいので親次第。 | 子どもの続けやすさはNo.1。 付録で散らかるのが懸念点。 |
独自サービス | 年中以上は月1の添削が受けられる | 有料オプション多数 |
資料請求特典 | 無料お試し教材+期間限定プレゼント | 無料お試し教材+豪華なプレゼント(高級タオルなど) |
月額料金 | 1,870円~2,431円 | 0歳:1,873円 1歳以上:1,980円 |
☑Z会はこんな方におすすめ
- 幼児期は知識よりも好奇心を育てたい
- 親子で成長の時間を共有したい
- 添削で苦手を潰しておきたい
☑こどもちゃれんじはこんな方におすすめ
- 付録や知育玩具がたくさん欲しい
- 楽しく学習させたい
- 知識だけじゃなく日常生活で必要なことも身につけたい
当然最後はどちらかを選びますが、両方試してみて、お子さんに結論を出してもらうのが一番失敗しないやり方です。
我が家では「決めるのは親じゃなく子ども自身」という方針ですので、実際に息子にやらせてみてから決めました。
自分が決めたことなら、途中で躓いてもきっと最後までやり遂げてくれますよ!
なので、各教材の違いを把握してもまだ迷われているようでしたら、両方とも無料教材を取り寄せて比較してみると後悔しない選択ができます。
どちらもそれぞれ2分もあれば申請は終わるので、早速取り寄せてみてください。
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