本記事では、通信教育のまなびwithとZ会の幼児コースを徹底比較しています。
・まなびwithとZ会ってどう違うの?
・うちの子にはどっちがおすすめ?
こんな疑問を解決します。
☑この記事でわかること
- 【画像で解説】まなびwithとZ会の細かな違い
- 【タイプ別】おすすめの教材診断
- 教材選びで失敗しない方法
筆者は現在年長男児の父親です。早稲田大出身でして、子どもの勉強には割と力を入れています。幼児教材は10社を実際に比較しました。
まなびwithとZ会のそれぞれの口コミ・レビュー記事はコチラでまとめています。
「失敗しない幼児教材の選び方」でも書いたとおり、気になる教材を比較するのは極めて重要です。
中でもまなびwithとZ会は、どちらも子どもの知的好奇心を高めるのに優れています。
上記のランキング記事でも同点評価をしたほど、この2社は甲乙つけがたい教材です。
小学校入学前に必要な学力を高めたいなら、どちらを選んでも後悔しません。
ただ、どちらがよりお子さんやご家庭の教育方針とマッチするのかは、しっかりと検討してあげる必要があります。
そこで本記事では、まなびwithとZ会の両方を受講した我が家の体験を元に、両者の長所・短所を徹底比較してみました!
簡潔にまとめると以下の通りです。
教材名 | まなびwith | Z会 |
対象年齢 | 年少以上 | 年少以上 |
月額料金 (税込、12ヶ月一括払い) | 年少:2,117円 年中:2,369円 年長:2,369円 | 年少:1,870円 年中:2,244円 年長:2,431円 |
教材 | 絵本やDVDが充実 | 親子ワークが充実 |
付録 | 知育玩具が充実 | 学習に特化した付録 |
難易度 | やや難しめ | やや簡単 |
添削指導 | 年中は2回、年長は3回 | 毎月(年中以上) |
親の楽さ | 子ども一人でもできる | 親子でやる必要がある |
すごくシンプルに考えるなら…
- とにかく学力を伸ばしたい
- 子どもの成長を見守りたい
- 知識だけじゃなく知的好奇心を高めたい
⇒Z会がおすすめ!
Z会をお得に利用できる最新キャンペーン情報はコチラです。
逆に、以下のような場合は…
- 学力だけじゃなく生活力も身につけさせたい
- 今のうちから一人で学習できるようにさせたい
- ワークだけじゃなく付録でやる気につなげたい
⇒まなびwithがおすすめ!
まなびwithをお得に利用したいならコチラもご覧ください。
どちらも良し悪しはもちろんありますが、おすすめできる教材であることには間違いないので、上記のようにシンプルに考えるのもアリだと思います。
実際子どもにやらせてみると、反応の違いがよく分かります。我が家では、責任感を付けさせるために最終的には子どもに決めさせました。自分で決めたことだと諦めずに続けてくれるようになりますよ!
入会後に後悔しない決断をするためにも、是非両方を手にとって確認してみることをおすすめします。
両方取り寄せてもスマホで5分もかかりません。
もちろん記事本文では、両方の特徴を細かく解説しています。
上記のポイントだけで決めかねている方は、是非読み進めてみてください。
「目次」から必要な箇所のみを選べば3分もかかりません。
まなびwithとZ会を実際の教材で比較
それでは早速、まなびwithとZ会をあらゆる角度から比較していきます。
それぞれの詳しい教材内容は、以下の記事を読み比べていただけると一番理解しやすいはずです。
主な教材は以下のとおり。
まなびwith | まなびブック(メイン教材)、DVD、絵本、特別教材(知育玩具) |
Z会 | かんがえるちからワーク(メイン教材)、ぺあぜっと(サブ教材)、お出かけブック(絵本)、特別教材(付録) |
写真で見るのが手っ取り早くてわかりやすいので、画像多めでいきますね。
メイン教材で比較
まずはまなびwithのメイン教材から見ていきます。
まなびwithのメイン教材(年中)
この鉛筆とか絵の具のキャラクターが「まなぼうず」というまなびwithのキャラクターです。
どのページにも必ず登場し、「一緒に成長する」というストーリー仕立てになっています。
各ページには、親向けのアドバイスもあるのでチェックするときに役立ちます。
続いてはZ会のメイン教材です。
Z会のメイン教材(年中)
Z会は、割とオーソドックスなドリルタイプ。
迷路を使ったワークが多いのもZ会の特徴です。
サブ教材で比較
まなびwithは毎月DVDと絵本が届きます。
一部はYouTubeでも見ることができますよ。
歌やアニメを見ながら、あいさつや友達付き合い、年下の子との接し方、時間のルールといった生活力を高めてくれます。
DVDを流しておけば、一人で大人しくしていてくれるのも嬉しいポイントです。
一方のZ会は、「ぺあぜっと」という親子ワークが目玉。
一緒に実験しながら、幼児期にこそ重視したい体験学習を進めていく、という方針です。
これは親子でやらなきゃ意味がありません。
なので、なかなか一緒にやる時間が取れない、という方にはZ会はおすすめできません。
- Z会親子ワークがどれだけ忙しいのか?
- まなびwithの絵本やDVDにどれだけ食いついてくれるか?
このあたりの使用感は、無料教材を取り寄せてみないと分かりません。
「うちの子に合った教材を選ぶ」というだけでなく、「うちの子には合わない」という判断をするのも重要。
候補教材の無料お試し版は同時に取り寄せ、実際にお子さんにやらせてみると判断が付きやすいです。
まなびwithの勧誘はほぼゼロだし、Z会に至っては電話番号の登録すら不要。
よって、勧誘の心配はいりません。
まなびwithとZ会を付録で比較
続いて、付録の内容で比較していきます。
結論から言うと、付録で選ぶならまなびwithの方が充実しています。
まなびwithで貰える付録の一部はコチラ。
出典:まなびwith
出典:まなびwith
出典:まなびwith
上記のように、まなびwithでは年に4~5回「知育玩具」の付録が届きます。
遊びながら知育効果も見込めるし、付録をモチベーションにして続けやすいというメリットもあります。
一方のZ会は、「学力特化」の付録です。
知育効果はありそうですが、子どもが楽しめるかというと微妙。
出典:Z会
出典:Z会
回数も年2~3回と少ないので、付録重視ならあまりおすすめできません。
逆に、「付録で部屋をごちゃごちゃさせたくない」「知育玩具は別で用意したい」という方は、Z会がマッチします。
まなびwithとZ会を付随サービスで比較
続いて、まなびwithとZ会に入会すると付いてくるサービスで比較します。
要点をまとめると、以下の通り。
- まなびwith…小学館の図鑑と連動したコンテンツが人気
- Z会…毎月一回プロの添削指導が受けられる(年中以上)
まなびwithの図鑑学習が人気
まなびwithを受講すると、運営元の小学館が発行している「プレNEO図鑑」の一部が毎月読めます。
図鑑を買い揃えるとなると、結構場所も取るし、1冊2,000円とかするので家計的にも正直痛いです。
その点まなびwithは、月々の受講費だけで毎月違った図鑑が必ず読めるので、お得感があります。
あまり興味関心がないジャンルの図鑑が読めるのも、新しい発見につながるのでおすすめです。
添削指導ならZ会が一番
出典:Z会
一方のZ会では、年中以上になると毎月プロの添削指導が受けられます。
いくら一緒にやっていても、苦手な部分まで親が見極めるのは結構難しいです。その点プロの添削指導があれば、どういう教え方をすれば良いのかもわかるのでめちゃくちゃ便利!
添削が返ってくると、子どものモチベーションにもつながります。
まなびwithにも添削はありますが、年中が年2回、年長でも年3回だけなので、あまり意味はないです。
今のうちに苦手を潰しておきたいなら、Z会一択です。
まなびwithとZ会を料金で比較
それぞれの料金は以下の通り。
まなびwith | Z会 |
年少:2,117円 年中:2,369円 年長:2,369円 | 年少:1,870円 年中:2,244円 年長:2,431円 |
幼児コースでは、料金はほとんど変わりません。
ただし、参考までに小学生以上も調べてみると、かなり差があることがわかりました!
まなびwith | Z会 |
小1:3,378円 小2:3,428円円 小3:3,681円 小4:4,286円 小5:4,789円 小6:5,092円 | 小1:3,927円 小2:4,301円 小3:5,068円 小4:6,004円 小5:8,140円 小6:8,370円 |
※いずれも4月スタート、スタンダードコース、12ヶ月一括払いの場合
上記のとおり、だいぶZ会の方が高いです。
6年生になると月額3,000円以上も変わります。
まだ少し早いかもしれませんが、小学生以上になってからも受講を続けるなら、上記料金を検討材料の一つにしてみてください。
まなびwithとZ会を難易度で比較
少し主観も入りますが、難易度で言えばZ会の方が易しいです。
幼児教材10社ランキングの記事でも詳しく解説していますが、人気5社を難しさで並べると以下のようになります。
↑難しい教材↑ |
まなびwith |
こどもちゃれんじ |
Z会幼児コース |
スマイルゼミ幼児コース |
幼児ポピー |
↓簡単な教材↓ |
Z会はかなり堅いイメージでしたが、教材の内容的には少し簡単です。
むしろ親子ワークでの実験に力を入れているので、読み書きとか計算の進度はかなり遅い部類に入ります。
一方まなびwithは、サクサク進んでいくので比較的難易度は難しめ。
年長の3月になると、作文(100文字程度)とか引き算まで進みます。
小学生の内容を先取りしたいならまなびwithが一番。
逆に、知識よりも想像力とか知的好奇心を高めたいなら、Z会がおすすめです。
まなびwithとZ会を親の忙しさで比較
幼児教材を選ぶ上で割と見落としがちなのが、「親がどの程度手伝う必要があるのか」ということ。
忙しいとどうしても見てあげる余裕がなくなってしまい、間違ったまま覚えたり、やらずに放置するようになったりしてしまいます。
時間のあるご家庭ならいいですが、そうでない場合は「どれくらい一人でできるのか」という視点で見てあげるのも結構大事。
その観点からいくと、親が見てあげる必要があるのはZ会の方です。
上述したとおり、ぺあぜっと(親子ワーク)がZ会の目玉なので、必ず毎週一緒になってやってあげる必要があります。
Z会も、ぺあぜっとは毎週末親子でやることを推奨しています。個人的には、是非パパに一緒にやってほしいと思います。
親が忙しくなるのは正直面倒ですが、逆に考えれば親子で過ごせる時間が増えるということ。
子どもの成長が見られるのは大きなメリットにもなるので、是非生活スタイルと照らし合わせて考えてみてください。
まなびwithとZ会それぞれにおすすめな人
ここまでの話を総合し、まなびwithとZ会それぞれにおすすめな方の特徴をまとめてみました。
生活力も身につけたいならまなびwith
☑まなびwithがおすすめな人
- メインワークと付録をバランス良く使いこなしたい
- 絵本やDVDも活用したい
- ある程度先取り学習も視野に入れたい
- 学力だけじゃなく生活面で大切なことも身に着けさせたい
- 図鑑を使って知的好奇心を広げたい
学力特化でいくならZ会
☑Z会がおすすめな人
- 教材にはとにかく学力向上を期待したい
- 体験学習で知的好奇心を高めたい
- 付録や玩具はあまり重視しない
- プロの添削指導で苦手をしっかり潰したい
- 親子で一緒に過ごす時間を確保したい
まなびwithとZ会は無料教材で比較しよう
最後にまなびwithとZ会の特徴をまとめます。
教材名 | まなびwith | Z会 |
対象年齢 | 年少以上 | 年少以上 |
月額料金 (税込、12ヶ月一括払い) | 年少:2,117円 年中:2,369円 年長:2,369円 | 年少:1,870円 年中:2,244円 年長:2,431円 |
特徴教材 | ・毎月の絵本やDVDが楽しい。 ・メインワークの進行はやや早い。 ・図鑑との連動コンテンツが人気。 | ・親子ワークが充実。 ・付録も全て学習に特化。 ・毎月の添削指導が好評。 |
もし筆者がいま友人に相談されたら、以下のように回答します。
「学力だけじゃなく生活面も向上させたい」
⇒まなびwithがおすすめ!
「とにかく学習効果を高めたい」
⇒Z会がおすすめ!
とはいえ、どちらも本当にレベルの高い教材です。
もしまだ決めかねているようなら、無料教材を両方取り寄せてみて比較してみるのが一番です。
幼児教材は塾と比べると安いですし、結構安易に決めがちですが、ここでつまずくと一生勉強嫌いになってしまう危険性もあります。
無料教材をお子さんにやらせてみれば、どちらの方が自分からすすんでやろうとするかが手にとるようにわかります。
現時点での腕試しにもちょうどいいので、是非早速取り寄せてみてください。
下記ページから飛べば、両方やっても5分以内に終わります。
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