なぜ飲み会に行くと嫁は不機嫌になるのか?妻の理解が得られない夫が見落とす5つのフォロー
「飲み会に行っただけなのに、なぜか嫁さんに怒られる…」
「仕事の飲み会なのに、なんで理解してくれないの?」
「飲み会のたびに夫婦げんかになるのはもうたくさん!」
所帯持ちの男性なら、誰しもこんな経験ありますよね?
元新聞記者である筆者もかつては取材先との懇談が相次ぎ、妻の機嫌を損ねたことが幾度となくありました。
飲み会についての「嫁さん対策」は、懇談の多い仕事だと避けては通れない問題です。
本記事では、筆者自身や周囲の経験から導き出した「飲み会に行くと嫁さんが不機嫌になる理由」と「嫁の機嫌を損ねずに飲み会に行く方法」についてまとめています。
実体験を踏まえて考察した結果、飲み会が原因で夫婦間トラブルになってしまうのにはある5つのフォローが欠如している可能性が高いことが分かりました。
重要なのは、どの夫婦でも使える「ちょっとした工夫」ができるかどうか!
この記事を読めば、飲み会を理由に嫁さんに怒られることはなくなるはずですよ!
「仕事の飲み会」と「嫁さんの機嫌」とのハザマに悩んだ経験のある方は、是非チェックしてくださいね。
なぜ飲み会に行くと嫁は不機嫌になるのか?
職種にもよりますが、男なら仕事上の飲み会を避けて通ることはできません。
営業職のように、勤務時間外にクライアントと密な関係を築くことが求められる職種はもちろん、社内での連携強化や後進教育、リフレッシュ、歓送迎会などを目的とした飲み会もしばしば行われます。
筆者も前職では新聞記者という仕事柄、急な飲み会や明け方までの宴会は頻繁にありました。
むしろ外に飲みに行くことが「勉強」だと推奨される側面もあり、独身時代は問答無用に突っ走った記憶しかありません。
しかし、結婚して子供ができるとそうも行きません。
特に子供が産まれたばかりの時期には、妻のストレスも溜まっていて、飲み会を理由に衝突することが少なくありませんでした。
同じような経験をされている方は少なくないのではないでしょうか?
筆者の周囲には、同じように飲み会の多い仕事に就いている人間が大勢います。
筆者自身や彼らの経験から、「仕事の飲み会」なのに嫁さんを怒らせてしまうのには、大きく分けて5つの理由があることが分かりました。
飲み会に行くと嫁が不機嫌になる5つの理由
「仕事の飲み会だから理解してほしいのに、妻の機嫌が悪くなってしまう…」
これには大きく分けて5つの理由があります。
①連絡の不徹底
②酒癖の悪さ
③金遣いの荒さ
④仕事への理解の欠如
⑤子供たちへの迷惑
既に心当たりがある方もいるのでは?
逆に言えば、この5点さえきちんとフォローしておけば、不要な夫婦間トラブルに陥ることはなくなります。
以下、順に詳しく解説していきましょう。
①連絡するのが遅いor連絡しない
恐らく、これが一番多い理由です。
飲み会の予定が入った時、あなたはどのタイミングで奥さんに伝えていますか?
全く連絡をしないのは論外として、定時を迎えそうな夕方になって「今日飲み会だからご飯いらないわ!」という感じで連絡していませんか?
奥さんの立場になって考えてみてください。
共働き家庭はもちろんのこと、専業主婦の場合でも、奥さんは「今日の夕飯は何にしよう」と毎日悩み、買い出しに行っています。
そして、いざ夕食を作ろう(作り終わった)というタイミングで、「ご飯いらない」とあっさり言われる。
「もっと早く言え!!!!」と怒るのも無理はないでしょう。
子育て中ならなおさらですね。
「久しぶりに今夜どうだい?」「今⚫⚫と飲んでるから来いよ」という急な誘いが来ることもありますが、前もって予定が決まっていたのなら、1秒でも早く連絡してあげるのがベターです。
②酒癖が悪い
これは個人差がありますが、酔っ払って帰宅後に奥さんに迷惑を掛けるようなら、酒など飲むべきではありません。
飲み会では参加者全員が酔っているので、ある程度迷惑を掛けたとしても、「仕方ない」や「面白い」で済まされます。
しかし、家で待っている奥さんはシラフです。
飲みの席でハメを外すことがあったとしても、絶対に家に持ち帰ってはいけません。
気持ちが良い、楽しいのはあなただけ。
家で待っている奥さんは、一刻も早く寝たいのです。
家の扉を開ける前に、一度自分をリセットし直す癖を付けましょう。
③金遣いが荒い
家計を夫婦どちらが管理しているかにもよりますが、飲み会が続いて家計を圧迫しているようなら、やはり見直さなければなりません。
筆者自身、新聞記者時代は「取材先と飲みに行くことが仕事」という部分が少なからずありました。
相手や店によってはかなりの金額になることも多く、そのほとんどが自腹。
家計の管理は私自身がやっていましたが、財布が苦しくなるほどのダメージを受けたこともありました。
家計をどちらが管理するにせよ、月々の飲み会で使う金額を事前に取り決めるなど、飲み会でお金を使いすぎることがないように注意しましょう。
できるなら、毎月飲み会にいくら使っているのかは夫婦で共有しておきたいですね。
④仕事への理解が足りない
飲み会をきっかけに喧嘩になったとき、
「こっちも仕事なんだよ!」
「好きで飲み会に行っているわけじゃない!」
「仕事している身にもなってみろ!」
といったように、「仕事」を理由に言い分を主張したことはありませんか?
客観的に見れば、この言い分は正しいようにも思います。
しかし、仕事のことを知らない奥さんからすれば知ったこっちゃありません。
「上司に誘われた」
「コンペの打ち上げだ」
「やっとプロジェクトが落ち着いた」
と正当な理由を主張しても、仕事内容を理解していない奥さんからすれば、
「は?なにそれ?」
と言われておしまい。
仕事の説明が難しいのなら、奥さんに対して飲み会の正当性を主張するのではなく、その分どこかでリカバリーをすることを考えたほうが賢明です。
⑤子供たちに迷惑を掛ける
②の酒癖にも共通することですが、帰宅後に家族に迷惑を掛けるようなことがあってはいけません。
☑スーツやシャツを脱ぎっぱなしにする
☑シャワーも浴びずにリビングで寝てしまう
このようなことに心当たりがある方は要注意。
奥さんだけでなく、お子さんからも嫌われる原因となります。
特に帰宅が日をまたぐようなら、とにかく静かに、慎重に行動するよう心がけましょう。
飲み会続きでも嫁が不機嫌にならない!いまからできる3つの対策
それでは、ここからは奥さんの機嫌をなるべく損ねずに、飲み会に参加する3つのコツについてお話していきます。
大雑把にまとめると以下の通りです。
①仕事内容を理解してもらう
②お土産を持って帰る
③飲み会のない日に貯金を稼ぐ
早速、具体的に見ていきましょう。
①仕事内容を理解してもらう
あなたがどのような仕事をしているか、奥さんははっきりと理解していますか?
筆者自身がそうでしたが、「家庭に仕事のことを持ち込みたくない」と考える男性は、案外仕事についての話を奥さんにはしないものです。
でも仕事への理解がないのに、急に「仕事の飲み会」と言われたって、奥さんも納得できませんよね?
人によっては浮気を疑うこともあるでしょう。
☑どんな人間と一緒に仕事しているか
☑頻繁に開かれる飲み会にはどういう目的があるか
最低限、日頃からこれくらいの内容は共有しておくようにしましょう。
「上司」「同期」ではなく名前で覚えてもらう
また、上司や同僚、得意先など、よく飲みに行く人については、具体的に名前を覚えておいてもらうと後々便利です。
「急に上司に誘われた」と言うよりも、「この前話した高橋さんに誘われた」と言った方が説得力も増しますし、奥さんの理解も段違いです。
そして可能なら、実際に奥さんを紹介する機会を作りましょう。
旦那さんの仕事関係の人と面識を持つことは、奥さんにとっては嬉しいものです。
相手にとっても、「プライベートまで明かしてくれている」とあなたへの信頼度は格段と増します。
仕事上の関係を考えてもメリットばかりですので、周りに紹介できる人がいないか、考えてみてください。
②お土産を買って帰る
ベタですが、機嫌の悪い奥さんにはこれが最も効果的です。
お店が空いている時間に帰れないなら、コンビニでちょっと高めのアイスやお菓子を買うだけでもいいでしょう。
場合によっては休日にオシャレなお店を予約して、「穴埋め」をすることも大切です。
重要なのは、「誠意を見せる」ことと、「家事(育児)を1人でやってくれてありがとう」という謝意を伝えること。
「お土産戦法」は飲み会に限らず、ちょっとした喧嘩をしたときにも有効なので、覚えておくといいですよ。
③日頃からなるべく「貯金」を作る
飲み会の予定がない日には、なるべく早く帰るように心がけましょう。
そして、夕食の後片付けや洗濯物の折りたたみなど、帰宅後にやれる範囲の家事をすすんで行うことも大切です。
つまり、下品な言い方をすれば、日頃から”ポイント”を稼いでおくことが重要。
そうすれば、多少飲み会続きで奥さんに負担を掛けたとしても、「いつも頑張ってくれているから」と大目に見てもらえることが多いのです。
最近は「家に帰りたくない」という理由から、あえて退社後に公園やネットカフェ、パチンコなどで時間を潰すサラリーマンが多いと聞きますが、極めてもったいない!
仕事ができる男は、家庭でも奥さんとの関係構築に余念がありません。
自分の甘えを許してもらえるかどうかは、日頃の奥さんとの関係性次第ですよ。
嫁さんが飲み会で不機嫌になるのは夫の責任
今回は「仕事の飲み会」なのに奥さんが不機嫌になる理由と、その対処法についてお話しました。
たとえ仕事の飲み会であっても、嫁さんが怒ってしまうのには大きく分けて5つの理由があります。
①連絡の不徹底
②酒癖の悪さ
③金遣いの荒さ
④仕事への理解の欠如
⑤子供たちへの迷惑
もし思い当たるフシがあるなら、早速改善してください。
男にとって、仕事の飲み会は極めて重要です。
飲みの席でしか聞けない話は多々ありますし、自らのスキルアップにつながるチャンスでもあります。
社内でも社外でも、より円滑に仕事を進めるために、飲み会には可能な限り参加すべきだというのが私の持論です。
しかし、それができるかできないかは、日頃から「奥さんとの信頼関係」を築けるか否かにかかってきます。
①仕事内容を理解してもらう
②お土産を持って帰る
③飲み会のない日に貯金を稼ぐ
この3つの「対策」を上手に活用すれば、きっとあなたの奥さんも理解してくれるはずです。
仕事のできる男は、家庭でも良き夫・良き父親であることが多いはず。
見直すべきところがある方は早急に改善し、仕事でもプライベートでも、ワンランク上の男を目指しましょう。
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