子供が歯磨きを嫌がる?困ったママを助けてくれる3つの対処法
「子供が歯磨きを嫌がる…」
「歯磨きの時間になるとイライラする…」
「子供の歯磨き嫌いが直る方法ないの?」
子供の歯磨きがなかなか進まず、困った経験はありませんか?
「早く寝かしつけたいのに!いつになったら歯磨きを嫌がらなくなるの?」と途方に暮れたことがある方も多いと思います。
5歳男児を抱える我が家でも、4歳になる直前までは本当に歯磨きに苦労しました。
ちょうどイヤイヤ期と重なって、押さえつけたら泣くし、優しくしても言うことは聞かないし…。
妻はそのせいでかなりのストレスを溜めていましたね。
実際、子供が歯磨きを嫌がらなくなる時期には、個人差があります。
しかし、親の工夫次第では小さいうちから克服することも可能なんです!
本記事では、我が家でも実践した子供が歯磨きを嫌がらなくなる3つの対処法をご紹介します。
記事の後半では、子供の歯磨き嫌い克服に効果的なおすすめアイテムもご紹介!
子供の歯磨き嫌いはかなりやっかいですが、放置して虫歯の原因となった例は少なくありません。
この記事を読めば子供の歯磨き嫌いを克服するヒントが得られるはずですので、是非最後までご覧ください!
・子供が歯磨きを嫌がらなくなる対処法
子供が歯磨きを嫌がるのはなぜ?
そもそも、なぜ子供は歯磨きを嫌がるのでしょうか?
全国の歯医者・歯科医院の予約情報サイト「EPARK歯科」の記事では、子供が歯磨きを嫌がる原因について以下のように指摘しています。
■代表的な”いや”の理由
①口の中に歯ブラシが入るのが気持ち悪い
②ずっと口をあけていることが苦痛
③歯磨きのときのお母さんが怖い
(EPARK歯科「なんでそんなに嫌がるの?」より抜粋)
①口の中に歯ブラシが入るのが気持ち悪い
大人にとっては当たり前の歯ブラシですが、初めて口に入れる子供にとってはかなり違和感のある物体です。
歯や歯茎にブラシが当たるだけで感覚が気持ち悪く、泣き出してしまう子も少なくありません。
なので親としてはまず、「子供は歯ブラシを嫌がるものなんだ」という前提で考えてあげる必要があります。
②ずっと口をあけていることが苦痛
歯磨きをしている間、ずっと口をあけていると唾液が溜まってきます。
大人にとっては吐き出せばなんてことのない唾液ですが、子供はつばを吐くという行為自体に慣れていません。
また、ずっと口をあけているとアゴも痛くなってしまいます。
適宜休憩を入れながら磨いてあげると良いですね。
③歯磨きのときのお母さんが怖い
実はこれが一番の原因かもしれません。
歯磨きが上手にできず、いつも怒られてばかりいると、「歯磨きのときのママは怖い」という先入観が染み付いてしまいます。
そうすると、どんどん歯磨きを嫌がるようになってしまうのは当然です。
ストレスは溜まりますが、歯磨きを嫌がらなくなるまでは、なるべく叱らないよう意識しましょう。
子供が歯磨きを嫌がるときに使える3つの対処法
それでは、子供の歯磨き嫌いを克服するためにはどのような対策を施せばいいのでしょうか?
我が家では段階を踏んで、下記の3つの「裏技」を使いました。
②おかあさんといっしょの「はみがきじょうずかな」のマネで歯磨きの楽しさを教える。
③ご褒美に虫歯予防に効果的なお菓子「ムシバイ」をあげる。
どれもかなり効果があったと感じているので、お子さんの歯磨きに苦労されている方は、是非実践してみてください。
それでは詳しく見ていきましょう。
①虫歯の怖さを教える
「子供が歯磨きを嫌がる理由」でも述べた通り、多くの子供にとって、歯磨きは苦痛以外の何物でもありません。
そもそもなぜ歯磨きをしなければならないのか、理解していないことがほとんどです。
なのでまずは、「なぜ歯磨きをするのか?」「歯磨きをしないとどうなるのか」ということを伝えてあげる必要があります。
物事の分別が付き始める2歳頃をめどに、虫歯について教えてあげると良いでしょう。
我が家では、
「ごはんやお菓子を食べたのに、歯磨きをしないと口にばい菌がいっぱい入って、虫歯になっちゃうんだよ」
「虫歯になると、歯が痛くて痛くて、好きなお菓子も食べられなくなっちゃうよ」
とオーソドックスな形で伝えました。
歯磨き絵本がおすすめな理由
その上で、歯磨きに関する絵本を読んであげることをおすすめします。
歯磨きや虫歯についての仕組みが良く理解できるようになりますよ!
我が家にある「がんばれ はぶらしハーマン (木村裕一 しかけ絵本)」という絵本は、なんと初版が1988年に出たとても古い作品です。
実はこの本、私自身が子供の頃に親に読み聞かせられた経験があり、30年以上経った今でも内容を鮮明に覚えています。
実際、私自身の歯磨き嫌い克服にもかなり効果があったということで、息子用に両親が同じ本をプレゼントしてくれました。
切り絵のようになっていて、小さな子供が喜ぶ仕掛けもあるので、是非一度購読してみてください。
②歯磨きの楽しさを教える
歯磨きという行為自体が「楽しい」と思えるようになれば勝ちです。
我が家ではまず、ほとんどのご家庭で視聴しているであろうNHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」の名物コーナー「はみがきじょうずかな」のマネをさせるようにしました。
スマホで実際の音楽をかけ、歯ブラシを渡してまずは自分でやらせます。
そして、「♪仕上げはお母さん(お父さん)♪」のタイミングで、「はーい」とテレビのようになりきってあげると、段々楽しくなってくるようです。
もちろん、歯磨きをしながら「♪シュビシュビ、シャカシャカ♪」と口ずさむのも忘れずに!
ゲームアプリで楽しく歯磨き!
また最近は、歯磨きをゲーム形式で楽しめるアプリも人気です。
2019年に発売されたブラッシュモンスターが「子供の歯磨き嫌い克服に効果的」と話題となっていますので、試してみてはいかがでしょうか?
世界的に流行した電動歯ブラシと一体型のアプリで、「子供が自分から歯磨きをするようになる」と言われています。
詳しくはこちらの記事もご参照ください。
③歯磨きができたらご褒美をあげる
「対価に何かを与える」というのは正攻法の教育とは言えないかもしれません。
ですが、歯磨きに慣れさせるのが目的です。
ニンジンをぶら下げるようですが、頑張って苦手なものに立ち向かうのは決して悪いことではないと考えました。
・翌日にお菓子を食べてもいい約束
・10回頑張ったら好きなところへ連れて行ってあげる約束
これらは手軽にできますし、子供も喜ぶのでアリだと思います。
虫歯予防には「ムシバイ」が効果的
そして、3歳頃からは「ムシバイ」というお菓子を食べさせるようにしました。
歯科医も推奨しているお菓子で、歯磨き後に食べると虫歯予防になるんだそうです。
我が家ではムシバイの存在を知ったときにはもうほとんど歯磨きを嫌がることはなくなっていましたが、虫歯予防の効果を期待して買ってみました。
※ムシバイについては「【口コミ】ムシバイの効果ってどうなの?成分や解約方法も徹底解説」の記事で詳しくまとめています。
ネット購入しかできませんが、いまなら公式サイトから買うとわずか980円でお試しができるので、このチャンスに是非試してみてください。
子供が歯磨きを嫌がるのはいつまで?
子供が歯磨きを嫌がらなくなる時期には、かなり個人差があるようです。
SNSの投稿を抜粋したので、ご覧ください。
嫌がる子どもをガッシリ押さえつけて歯磨きしてると、至近距離で泣き叫ばれるので(マンドラゴラ引き抜いたときってこんな感じかな…)と気が遠くなるときがある
— あまいうみ (@amaiumijanu) 2019年4月10日
入園式を控えてる息子だけど、当然自覚がないし、未だ朝は起きない、着替えない、歯磨きしない、あれもこれも嫌だ、抱っこして~!!…な、毎日😰もしかしたら入園式は、前代未聞のイヤイヤ欠席、若しくはパジャマで参加、入園後も連続遅刻&欠席なんじゃないかという不安しかない…(T∀T)
— さらさ (@QE5gbTCxIjNE0T0) 2019年4月10日
一歳8ヶ月
積み木重ねがうまくなった
コップ重ねも
歯磨きはしまじろうの歌あればご機嫌
〜って言って。というと言おうとする。
顔の保湿は嫌がってたけど、塗っていい?と聞くと塗らせてくれる。
家事をしてると、マーマ!ねぇねぇ!と呼ぶ。
食べるの好きだけど嫌なものは口からだす。— えりす👧8/10☆1y (@H0oxCaGSkHQQ02c) 2019年4月10日
1歳であっさりと歯磨きができるようになる子もいれば、幼稚園の入園を控えてもなかなか歯磨きに苦労している子もいますね。
こればかりは個人差ですので、もし今あなたが子供の歯磨きに苦労していたとしても、焦る必要はありません。
むりろ叱りすぎてしまうと逆効果です。
上述した対策を上手に活用して、少しずつ慣らしていきましょう。
子供が歯磨きを嫌がるのは自然なこと!上手に工夫して歯磨き嫌いを克服しよう
今回は子育て中のパパママを悩ませる、子供の歯磨き嫌いについてまとめてみました。
我が家でも、子供の歯磨き嫌いにはとても苦労させられましたが、今回ご紹介した3つの対策を駆使してようやく、嫌がらずに歯を磨けるようになりました。
幼少期の歯磨きはとても重要です。
小さなうちから虫歯になってしまうと、痛がって大変なだけでなく、栄養摂取が大切なこの時期に食事にも悪影響を及ぼしてしまいます。
②「はみがきじょうずかな」のマネをして歯磨きの楽しさを教える。
③ゲーム性を採り入れ、ご褒美には虫歯予防に効果的なお菓子「ムシバイ」をあげる。
これらの”裏技”を上手に活用して、子供の歯磨き嫌いを克服しましょう。
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