【子育てコラム】「年中無休のお父さん」はみんなのヒーロー
背中に愛する人の声がする
最寄り駅の改札抜ければ いつもよりちょっと勇敢なお父さん Daddy!
その背中に愛する人のWowWow声がする
FUNKY MONKEY BABYS「ヒーロー」より
世のお父さんなら誰しもこの曲で泣きそうになった経験があるのではないでしょうか?
FUNKY MONKEY BABYSの「ヒーロー」。
個人的には
「家族にとってのヒーローになるため転んでも立ち上がるんだぜ」
「家で待つ愛おしいファミリーその笑顔が有る限り」
といったフレーズでジーンときます。疲れたときに何度でも聴きたい名曲です。
「お父さんに休みはない」という衝撃
それは、まだ子供が生まれたばかりのことでした。
ある休日。当時はまだ「激務」で知られるマスコミ勤務で、始発から終電までの仕事なんて当たり前な、はちゃめちゃな生活を送っていました。
当然、休日にはバタンキューで睡眠を最優先にしていたのですが、いつまでも起きてこない私に嫌気がさした妻が、こう言い放ったのです。
「仕事は休みかもしれないけど、お父さんに休みはないんだからね!!」
衝撃的でした。このときは、「疲れてんだよ!たまの休みくらいは好きに寝かせろ!!」と逆ギレしてしまったように思います。
でも、待てよ?
たまの休みに子供と過ごす時間をつくらないで、俺は何をやっているんだ?
父親としてこれが正しい姿なのか?
よくよく考えれば、妻は専業主婦なので、365日、年中無休です。
それに比べて俺は、いくら激務と言われる仕事をしているからって、父親としての役割を果たしているのか?
これでは父親としての「仕事」を放棄しているのではないか?
と思うようになりました。
「自分は給料がいいから特別だ」「休みの日に体力を回復しないでいつするんだ」なんて、「マスコミ」という仕事に甘えているだけの自分が恥ずかしくなったのです。
それ以来、休日に「寝だめ」をする悪い癖を直しました。
「仕事中心」を「休日中心」に切り替える
多少疲れていても、子供や妻との時間を大切にすることが何よりも大事だと思い直すようにしました。
物は考えようです。それまで「仕事」を中心に考え、「休日は仕事で100%の力を発揮するためにある」と思い込んでいました。
しかし、それを逆転させて、「休日を有意義に過ごすために仕事に全力を尽くそう」とマインドセットするとどうでしょう?
どこかムダなストレスがなくなるような気がしませんか?
男は涙をこらえながら 大切な人を守るもんさ あっぱれ
その背中で 愛を背負って YeahYeah 今日も行く
満員電車に揺られている眠そうなあの人も、普段は冴えない顔をしているあの上司も、世のお父さんはきっと誰かのヒーローです。
きょうも頑張りましょうね!
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