【子育てコラム】いつもの公園に異変?小さい子が急増した単純だけど深いワケ
先日の日曜日、まもなく5歳になる息子を近所の公園に連れていきました。
自転車の練習に向いた、月に2度は連れて行くいつもの公園です。
ジャングルジムにブランコ、砂場、滑り台と一通り遊んでいると、ある変化に気が付きました。
普段より小さい子の割合が多いのです。
よく晴れた日曜日ということもあり、親子連れで賑わっていたこともありますが、そこではありません。
明らかに息子よりも小さい子が多いのです。
まだ片言でしか話ができない子もいたし、歩くこともままならない子や抱っこ紐に収まったままの赤ちゃんも目立ちます。
「なんできょうはちっちゃい子ばかりなの?」
息子も素朴な疑問を抱いたようです。
特に近くで赤ちゃん向けのイベントがあったわけではありません。
にも関わらず、小さい子が増えた理由について考えていると、ある一つの単純な理由に気が付きました。
小さい子が急増したわけではなかった!
ママに乗せてもらったブランコでキャッキャと笑う女の子や、ヨチヨチ歩きで砂場の砂をいじる男の子。
小さな子ばかりの環境で、自転車を漕ぎ回る息子は際立ってお兄さんに見えました。
そう、この日の公園には小さい子ばかりが来ていたように思えましたが、そうではありまさんでした。
息子がいつのまにか「お兄さん」と呼ばれる年齢になっていたのです。
我が家は今のところ一人っ子です。
まもなく5歳になる今でも、赤ちゃんの頃と変わらぬくらい手をかけています。
側から見たら過保護かもしれません。
だから気が付かきませんでした。
当たり前の話ですが、いつの間にか息子よりも先に生まれた子は徐々に公園で遊ばなくなり、公園には息子よりも後に生まれた子の割合が増えてきたのです。
つまり、「公園に小さい子が急増した」と感じたのは、周りの環境が変わったわけではなく、息子自身が成長してきた結果だったのです。
年下の子と遊ぶ意味
息子にはきょうだいがいないこともあって、公園などで年齢の違う子と触れ合う機会はとても貴重なことです。
この日も、息子が持ってきたおもちゃを勝手に使おうとした年下の子に対し、初めは「僕のだからダメ!」と言って取り上げてしまっていました。
でも次第に自分から貸してあげられるようになり、最後には遊び方を教えてあげる姿も見られました。
小さいけれど、確かな成長です。
帰り際、自転車を押しながら「今日は他の子におもちゃを貸してあげられて偉かったね」と褒めると、得意げな息子からはこう返ってきました。
「だって僕の方がお兄ちゃんだもん!」
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