「子供の鉛筆の持ち方がグチャグチャ…」
「鉛筆の正しい持ち方は何歳くらいから教えればいいの?」
「すぐに上達する練習法があれば知りたい!」
子供に正しい鉛筆の持ち方を教えるのって、とても苦労しませんか?
現在5歳の息子を抱える筆者も、間違った鉛筆の持ち方を正すのに四苦八苦した経験があります。箸もそうですが、当たり前のように使っていることを教えるのってすごく難しいですよね。
本記事では、「正しい鉛筆の持ち方はいつから教えるべきなの?」という疑問に対し、専門家の回答をご紹介します。
☑この記事でわかること
- 正しい鉛筆の持ち方の練習法
- 運筆におすすめな幼児教材
先に結論から言うと、「何歳という決まりはないが、なるべく早く身につけたほうが良い」です。
焦る必要はないですが、変な癖がついてしまうと後で直すのはほぼ不可能。
なので、幼少期のうちに、正しい鉛筆の持ち方は覚えておかないといけないんだそうです。
記事後半では、鉛筆の使い方が上達する練習法と、正しい持ち方を覚えられる幼児教材もご紹介しています。
お子さんが文字を書く練習を始めたなら、是非参考にしてみてください。
鉛筆の正しい持ち方はいつから教える?
正しい鉛筆の持ち方を教える時期に正解はありません。
幼児教育の分野で世界的に有名な「七田式教育」では、2歳頃から書きなぐりを始めることを推奨しています。
その際の注意点として
幼い子供の集中力はとても短いので、お母さんの熱意とは裏腹に、鉛筆を持ってほしくても、すぐに飽きてしまうこともあるでしょう。(七田式教育公式サイトより)
としています。
また、こどもちゃれんじの監修を務める八木紘一郎先生(元白梅学園大学こども学部教授)は、以下のようなことを述べていました。
3・4歳の手指は骨格が未完成。ととのった形や文字を描く(書く)のは難しいことです。まずはお絵かきで、十分な筆圧や鉛筆の持ち方を身につけましょう。また「描く(書く)と気持ちが伝わる」といううれしさを体験させてあげることも大切です。(こどもちゃれんじ公式サイトより)
鉛筆の持ち方は3~4歳頃から練習しよう
とはいえ、あまり練習するのが早すぎると、かえって変な癖が付くという専門家の意見もあります。
お箸や鉛筆を正しく操れる子は早い年齢で始めた子や沢山練習した子ではなく、2、3歳の時に指先を使う一人遊びに没頭した子。筆圧がないうちに早い年齢で持たせるとかえって正しくない持ち方がくせになり、直すのが難しい場合もあります。
— 橋井健司 (@hashii_k) August 25, 2011
一方で、変な癖が付いた状態で小学校に上がってしまうと、そこから直すのには相当苦労することに…。
3歳児からのひらがな練習🎶
鉛筆の持ち方綺麗❣️❣️ pic.twitter.com/jRizMRVT3E— 杏奈 (@Riana1006) August 27, 2019
やはり3~4歳くらいで初めて鉛筆の練習をするのが一般的ですね。
正しい鉛筆の持ち方の練習法
正しい鉛筆の持ち方を覚えるには、順序立てて練習する必要があります。
- なぐり書き
- 線引きの練習
- 迷路やドリルで曲線の練習
この順番で鉛筆に慣れていくと良いですね。
なぐり書き
一番最初は細かな線を引くのではなく、紙になぐり書きをするところから始めます。
七田式公式サイトでも、
初めからお手本を見せたり、書く内容を決めたりせず、のびのびと自由になぐり書きをさせましょう。机や床の汚れを心配しなくていいように、大きめの画用紙や広告、カレンダーの裏などを利用して、自由に書かせてあげましょう。(七田式教育公式サイトより)
となぐり書きを推奨していますね。
目的は、鉛筆をしっかりと握る力や、芯を紙に擦らせる力を覚えること。
ここがしっかりできないと、細かな線引きは難しいです。
線引きの練習
なぐり書きで鉛筆に慣れたら、線引きの練習を始めましょう。
まずはとにかく真っ直ぐ書くこと。
迷路や塗り絵、ドリルで曲線の練習
真っ直ぐ線を引けるようになってきたら、曲線にチャレンジです。
ここまで来ればひらがなを書けるようになるのも時間の問題!
最近は100円ショップでもかなり充実したドリルを手に入れることができますね。
楽しく練習したいなら迷路や塗り絵もおすすめですよ!
三角鉛筆がおすすめ
はじめての鉛筆練習には三角鉛筆がおすすめです。
手の力が弱い子でも書きやすく、指の曲げ方も自然と身につけることができます。
できればなるべく濃く書ける6Bが良いですね。
気になるなら最初はペングリップなどの補助具を付けても良いかもしれません。
左利きは矯正する?
ここは意見が分かれるところですが、将来的なことを考えると右利きの方が便利なことは間違いありません。
気になるなら、鉛筆の練習を始めるこの時期に矯正すると、自然と右利きになっていきます。
とはいえ昔ほど左利きに対するマイナスイメージはなくなっているので、ストレスが溜まるようなら無理に直す必要はないでしょう。
鉛筆の正しい持ち方が覚えられる教材3選
鉛筆の持ち方はなるべく親が教えてあげたいところですが、知育効果も含めて幼児教材を始めてみるのも良いですよ。
実は、3歳までに幼児教材を始めるご家庭が一番多いという統計もあります。
勉強は何歳から?と疑問の方はコチラの記事をご覧ください。
ここでは鉛筆の正しい持ち方を覚えるのにおすすめの幼児教材を3つご紹介します。
それぞれ細かく見ていきましょう。
スマイルゼミ幼児コース
スマイルゼミは最新タブレット型の学習教材です。(詳細はスマイルゼミ幼児コース口コミの記事をご覧ください)
小中学生向けから始まり、2018年からは幼児コース(年中年長向け)がスタートしました。
スマイルゼミの凄いところは、子供が持ちやすいように工夫されたペンです。
正しい持ち方が身につく三角ペンなので、タブレットなのに鉛筆と同じような感覚で書く練習をすることができます。
スマイルゼミ届いたー!息子も楽しそう。タッチペンがついてるから、鉛筆を持つ練習が自然にできるのがいいなー。
— ⭕カイリ(ΦωΦ)✧ (@kiss_co) March 5, 2019
「実際の紙に書かないと意味がない」という意見もありますが、紙に書く練習は幼稚園や家でもできます。
まずはスマイルゼミで正しい持ち方を覚える、というのは効率的ですね。
月額料金 | 2,980円 |
お試し教材 | 無料体験会あり |
詳細記事 | 詳細記事はコチラ |
\まずは無料資料請求から/
スマイルゼミ公式サイト
※1分で完了します。
公式サイト:https://smile-zemi.jp/youji/
こどもちゃれんじ
「しまじろう」でおなじみのこどもちゃれんじも、鉛筆の持ち方矯正におすすめです。
特にこどもちゃれんじほっぷ(3、4歳向け)の「かくちからぐんぐんプログラム」は、専用の鉛筆とワークを使って書く力を格段と高めてくれます。
しまじろうは子供たちにも大人気なので、机に向かう習慣を付けるのにも役立ちますね。
こどもちゃれんじすてっぷ(4~5歳向け)では、「ひらがななぞりん」というタブレット型教材が大人気です。
メルカリでも高値で売られている人気アイテムなので、この機会に手に入れてみると良いですよ!
月額料金 | 1,944円 |
お試し教材 | あり |
詳細記事 | 詳細記事はコチラ |
\専用鉛筆とワークが人気/
こどもちゃれんじ公式
※幼児教材人気ナンバーワンです。
公式サイト:https://www2.shimajiro.co.jp/
幼児ポピー
最後にご紹介する幼児ポピーは、上の2つと比べると特別な教材ではありません。
専用鉛筆やペンがあるわけではありませんが、運筆練習のワークが豊富です。(詳細は幼児ポピーの感想の記事をどうぞ)
正しい鉛筆の持ち方や姿勢を分かりやすく解説してくれます。
なぞる練習から始まるので、子供もストレスなく取り組めますね。
就学前のお勉強は年中になってからポピーをはじめてます。値段が手頃なのと、ワークと読みもの系2本立てなので子どもがあきないかなと思って☺️
幼児のうちはえんぴつの持ち方や運筆に慣れてほしいのが目的で、ひらがなとかたしざんとか完璧に!って感じではなく、ゆるーくやってます😁— あさひ (@39okaitsu) August 25, 2019
幼児ポピーはなんと言っても月額1,000円前後というコスパの良さも人気の秘訣です。
はじめての教材として選ぶ方も多いですね。
月額料金 | 年少まで=980円 年中・年長=1,100円 |
お試し教材 | あり |
詳細記事 | 詳細記事はコチラ |
\コスパ最強の教材/
幼児ポピー公式サイト
※無料教材のボリュームも満点です。
公式サイト:https://www.popy.jp/
鉛筆の正しい持ち方は早いうちから練習しよう!
今回ご紹介した通り、鉛筆の練習は3歳くらいから徐々に始めていくご家庭が多いようです。
あまり早すぎてもダメですが、変な癖が付いてしまうと矯正するのに苦労するので、お子さんが興味を持ち始めたら少しずつ練習していきましょう。
また、鉛筆の練習は以下の順序で進めていくことが推奨されています。
- なぐり書き
- 線引きの練習
- 迷路やドリルで曲線の練習
初めはどんな子でも上手にできません。
まずは楽しく、少しでも上手くできたら思い切り褒めてあげると、お子さんもやる気を出してくれるはずですよ。
最後に、運筆に効果があるおすすめの幼児教材をおさらいしておきます。
教材名 | 月額料金 | 特徴 |
スマイルゼミ幼児コース | 2,980円 | 三角ペンで正しい持ち方を覚える。 |
こどもちゃれんじ | 1,944円 | 年少は三角鉛筆、年中はひらがななぞりんが人気。 |
幼児ポピー | 年少まで=980円 年中・年長=1,100円 | 迷路などの運筆練習が豊富。コスパ◎。 |
どの教材も特徴があるので、まずは無料のお試し教材を取り寄せてみましょう。
勝手がわかりますし、お子さんの鉛筆練習に丁度よい教材がタダで届くので便利ですよ!
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