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勉強は何歳から始める?専門家3人の分析で分かった最適な年齢

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勉強って何歳から始めるべき?知育に良いアイテムを見つける

「お勉強って何歳から始めればいいの?」
「赤ちゃんのうちからお勉強を始めても効果はある?」
「もう幼稚園の年長なんだけど、今から勉強を始めるんじゃ手遅れかな…」

 

こんな疑問にお答えします。

 

KENパパ親子
KENパパ親子

筆者は現在5歳男児の父親です。早稲田大出身でして、子供の勉強には力を入れています。通信教育は10社を実際に体験させました。

 

近年、子供の教育に力を入れているご家庭が増えていますが、実際のところ、幼児学習って何歳から始めれば良いか気になりますよね?

 

我が家では年少からひらがなの読み書きをスタートさせました。

が、遅すぎた感は否めず…。

幼稚園の友人たちに聞いても反応はまちまちで、不安は解消されませんでした。

 

そこで本記事では、幼児の勉強事情に詳しい専門家3人の声を集め、「勉強は何歳からスタートさせるべきか」について考察してみました。

 

☑この記事を読んで欲しい人
  • お子さんの勉強について不安がある人
  • 小学校入学までにどういう勉強をさせればいいのか知りたい人
  • 幼稚園(保育園)入園までにどういう勉強をさせればいいのか知りたい人

 

先に結論をお伝えしておくと、勉強で出遅れてしまうかどうかは、小学校入学前の過ごし方で大きな影響が出るんだそうです。

お子さんの将来のためにも、是非最後までご一読ください。

勉強は何歳からスタートする人が多い?

いきなり突拍子もないことを言いますが、勉強をスタートさせる年齢に正解はありません。

早くから始めれば良いというものではないですし、仮に出遅れても小学校で取り返すことは十分可能だからです。

 

ただし、小学校入学までに必要な学習の基礎固めという意味では、幼児期の過ごし方はかなり重要だと言われています。

 

実際、1年生でも自分の名前を書けなかったり、数字の意味を理解できなかったりする子は、その時点で勉強嫌いになってしまうことが少なくありません。

ジッと座って机に向かう練習を少しずつしておかないと、入学後に苦労するとも言われています。

 

ですから、小学校の勉強をスムーズにスタートさせるためにも、最近は幼児学習の重要性がかなり注目されているんです。

幼児通信教育を始めるのに最も多い年齢

こちらのグラフをご覧ください。

こちらは、幼児向けの通信教材(こどもちゃれんじなど)を利用している保護者100人に聞いた「何歳から幼児教材を始めたか」についてのアンケート結果です。

実に79%ものお子さんが、3歳以下で幼児教材を始めていることがわかりますね。

 

これからご紹介する専門家の中にも、「3歳までに適切な教育を受けさせるべき」「脳の発達を加味すれば胎教が理想的」とする意見が目立ちました。

ただし、「幼児期の勉強は重要ではない」とする識者もおり、一概には言えないようです。

それでは専門家の解説を詳しく見ていきましょう。

勉強は何歳からスタートせるべき?専門家3人の見解

勉強をスタートさせる年齢については、専門家の中でも見解が分かれています。

今回、ご紹介するのは以下の3識者の見解です。

  1. 藪孝昭氏(AllAbouto学習・受験ガイド)
  2. 石田勝紀氏(一般社団法人教育デザインラボ代表理事)
  3. 七田式勉強

それぞれ詳しく見ていきましょう。

籔孝昭氏(AllAbout学習・受験ガイド)の見解

ノーベル経済学賞のヘックマン教授は、「3、4歳の時期に適切な教育を受けなかった子どもは、教育投資の効果が小さくなり、学習意欲を高めることは難しく、効果は限定的なものになる」と、科学雑誌『Science』で発表しました。「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、就学前の育児・教育が重要なポイントだと言えます。

(中略)

最近は、勉強が一般的になっており、多くのご家庭で幼児期に「文字の読み書き」に取り組まれているようです。しかし、幼児期における早期教育で代表的な「文字の読み書き」については否定的な研究者が多く、お茶の水女子大学の内田伸子教授(発達心理学)によれば、「3歳での『読み書き』能力は、親の所得や教育投資額が多いほど高かったものの、小学校入学前には『読み書き』能力の差は消滅した」とのことです。

幼児期に文字の読み書きができれば、親の満足度は高まるでしょうが、小学校1年生から読み書きを習い始めたとしても、誰もが普通に読み書きができるようになることを考えると、「文字の読み書き」の勉強の効果は限定的ですし、コミュニケーション力や「考える力」を育てることはできません。

せっかく、勉強に取り組むのであれば、教育の効果をその時点で判断するのではなく、将来における効果によって判断すべきです。(参考:AllAbout「子供の才能を伸ばす勉強」とは)

 

総合メディア「AllAbout」で主に中学受験向けの記事を執筆している籔孝昭氏によれば、お勉強を始めるのに最適な年齢は3歳までです。

ただし、文字の読み書きのようなお勉強ではなく、コミュニケーション力や「考える力」を育むことが重要だと指摘しています。

石田勝紀氏(一般社団法人教育デザインラボ代表理事)の見解

日頃、都心の保護者の方々とお話ししていると、勉強への関心の高さには驚くことがあります。実際、小学校入学前の未就学児が習い事をする割合は50%以上となっているという統計データもあります。その内訳は、体操、水泳、ピアノ、リトミック、英語など情操教育に役立つものが多いようです。

(中略)

私は、これらの幼少時にいわゆる勉強をすることを否定しません。“子どもが楽しんで通っているのであれば”、それはそれでよいのではないかと考えます。しかし、絶対に必要であるかどうかという点に関して申し上げると、「必ずしも必要があるとは思わない」ということです。

(中略)

以前の記事でも書きましたが、難関大学に合格した人の小学校入学前では、「思いっきり遊ぶ」「絵本を読み聞かせ」「好きなことに集中する」ということが共通していると発達心理学の分野でも言われています。やはり、そうなのです。いわゆる伸びる子たちは、勉強をやってばかりの幼少期を過ごしてはいないのです。(参考:東洋経済オンライン「幼児期の『お勉強』効果は、先々まで続くのか」)

 

東洋経済オンラインに記事寄稿している石田勝紀氏によれば、幼児期の学習は「絶対に必要ではない」とのこと。

難関大学への合格者は、幼児期には「思い切り遊ぶ」「絵本の読み聞かせ」といったことに時間を割いていたようです。

 

KENパパ親子
KENパパ親子

とっても余談ですが、早稲田大学に現役合格した筆者自身も、幼児期には特段の勉強はしていませんでした。今から30年近く前のことなので参考にはなりませんが、子育てでも窮屈な教育にはならないように心がけています。

七田式勉強の見解

Q:何歳くらいから始めればいいのですか?

A:できれば、胎教から始めていただくのが一番です。生後0か月~5か月の七田式赤ちゃんコースもおすすめです。幼児コースは、6か月ぐらいから通えます。「そんなに早くから初めて大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、母子一体感を大切にし、赤ちゃんが生来持っているすぐれた能力を無理なく遊びの中で引き出していきます。もちろん何歳から始めても遅いということはありません。できるだけ早く始めたほうが無理なく能力を引き出せるということです。

Q:3歳を過ぎてしまっていますが、始めるのには遅すぎないでしょうか?

A:3歳を過ぎてしまっても遅すぎるということはありません。大人になっても訓練次第で右脳を開くことはできます。ただ、6歳を過ぎますと左脳が優位に働いてきますので、右脳を使いにくくなってくるのは現状です。言い換えれば年齢が低いほど効果が出やすいのです。ですから最も「適期」であるといわれる幼児期に素晴らしい環境を用意してあげることで右脳を上手に使うことができ人間性が豊かで、感性に富み、心の優しい子どもたちに育っていくことでしょう。(七田式勉強寺下グループHPより)

 

脳の発達状況に応じた勉強に定評のある「七田式」では、胎教を勧めています。

脳の発育的には「年齢が低ければ低いほど効果が出る」としており、特に6歳未満の幼児期の過ごし方を重要視しているようです。

専門家がすすめる幼児期におすすめの勉強法

では、幼児期にはいったいどんな方法で勉強するのが良いのでしょうか?

先にご紹介した石田勝紀氏は、東洋経済オンラインの記事中でこのように述べています。

 

個人的には、特殊な勉強は必要ないのではないかと思います。それよりもおすすめしたいのは勉強の基礎・基本、つまり“読み・書き・そろばん”です。読みは、絵本を使った読み聞かせを、書きは、ひらがな、カタカナや簡単な漢字の練習がいいでしょう。それらを「楽しんでやれるようやり方を工夫する」のです。そして、文字がわかってくると、見るもの聞くものの意味が色々わかってきて、お子さんは知識に対して好奇心を持つようになるでしょう。

“そろばん”は習い事に通うのもいいでしょうが、必ずしもそれでなくても、足し算や引き算といった計算をドリル学習として毎日1枚こなすことを習慣にしていくのでもいいでしょう。(参考:東洋経済オンライン「幼児期の『お勉強』効果は、先々まで続くのか」)

 

石田氏は、幼児期の勉強で大切なのは、「読み書きそろばん」の基礎学力だとしています。

まずはしっかりと文字を読め、正しい鉛筆の握りでひらがな・カタカナを書けるようすることと、数の概念を理解すること。

これならさほど難しくなく、気軽に始めることができそうですよね。

 

あわせて読みたい鉛筆の正しい持ち方はコチラの記事でまとめています。

 

KENパパ親子
KENパパ親子

ちなみに我が家では、4歳になったときにひらがなのドリルを買い与えましたが、全然やらず…。鉛筆の持ち方もグチャグチャで、真っ直ぐ線を引くこともできませんでした。

 

でも、5歳でこどもちゃれんじを始めたところ、たった3日で見違えるようにひらがなを書けるようになりました。

こどもちゃれんじすてっぷ(年中)の詳細レビュー記事でその様子を詳しくご覧いただけますので、宜しければご覧ください。

勉強は何歳からでもOK!子供のペースで始めよう

今回ご紹介した3人の専門家の見解を踏まえると、

勉強はおおむね「3歳までにスタートさせるのがベスト」という結論が導き出せました。

 

ただし、「幼児期には学習よりも絵本の読み聞かせや思い切り遊ぶことの方が重要」との意見もあります。

このあたりの判断は各ご家庭の教育方針次第と言えるでしょう。

 

いずれにしても、幼児期の体験や吸収した内容が、後々の成長や人格形成に大きな影響を与えるという見解では一致しています。

勉強のスタートに早いも遅いもありませんが、幼児期の過ごし方は極めて重要です。

改めてご夫婦で考える機会を設けてみてはいかがでしょうか?

 

▼初めてのお勉強には通信教育を考えている方は以下の記事を参考にしてみてください

おすすめ幼児教材ランキングTOP3!(2023年最新)
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幼児ポピーの魅力はなんと言ってもコスパの良さ!月額1,000円前後とは思えないボリュームのワークが毎月届きます。余計な付録や玩具がないシンプルさも長年支持される理由です。「学習に集中させたい」「他の習い事もあるからなるべく費用を抑えたい」という方はポピー一択。無料教材も試せるので、お子さんの腕試しにもうってつけです。

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人気のタブレット学習を選ぶならスマイルゼミに決まりです。ゲーム感覚で学べるので、机に向かうのが難しいお子さんでも楽しく続けられます。音声ガイドがわかりやすいお陰で、親がほとんど手をかける必要がない点も魅力です。難易度はやや易しめで、紙の教材と並行して受講するご家庭も多いようです。小学校でもどんどん導入が進むデジタル学習に幼児期から慣れておくのも得策です。

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