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子育てにおける父親の役割は、「肩車」をすることだけ。【子育てコラム】

子育てにおける父親の役割は、「肩車」をすることだけ。【子育てコラム】

普段はあまり深く考えることのないテーマですが、「子育てにおける父親の役割」について、真剣に考えてみたいと思います。

父親の役割とは、つまり母親では担うことができない(もしくは不十分な)仕事と言い換えることができるでしょう。

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子育てにおける父親に役割とは?

父親でしか果たせない役割は意外とない!?

「仕事をして生計を立てること」
これは母親にだって十分可能です。

現在もシンママとして仕事と育児の両立に奮闘されている方はたくさんいます。

なので、仕事絡みの話だけでは該当しません。

「子供の遊び相手になること」
休日に子供を遊びに連れ出すことは、父親にとって大切な役割です。

特に運動量の多い男の子なら、パパと公園で走り回ることが好きな子も多いでしょう。

ただ先日、公園で5歳くらいの男の子と全力でサッカーをして楽しむお母さんに会いました。

父親じゃなきゃいけない遊びなんてなかなかないので、この線でも却下です。

「力仕事をすること」
子育てに限ったことではありませんが、家事には男の力が必要になる場面がしばしばあります。

身近なところで言えば重たい荷物運びもそうですし、電気系統のトラブルはパパの仕事というご家庭も多いでしょう。

ただし、最近は重たい商品の購入はネット通販でも十分事足りますし、荷物の搬入・搬出や家電のセッティングは簡単に業者にお任せできます。

よって、力仕事しかしない父親など不要です。

「厳しく叱りつけること」
子供を叱るときには、父親の迫力が効果を発揮することが多々あります。

我が家も、ここぞというときにはKENパパの雷が落ちるせいか、なんだかんだで子供は私に怒られることを恐れているようです。

ですが、この迫力は男性でないと出せないかと言ったらそうでもなく…この間、ショッピングモールで泣き叫ぶ女の子を怒鳴り散らすパワフルママを目撃し、「まだまだ自分も甘いな」と思い直す機会となりました。

父親の存在意義とは?

ザッと考えてみたのですが、「父親じゃなきゃダメだ」という役割って、意外と(?)ないんですよね。

母親であれば、授乳もそうだし、ママの抱っこという最強のツールを持っているしで、該当することはたくさんあるのですが…

母強しというか、父弱し。父親の存在意義ってなんでしょうか?

子育てにおける父親の役割は「肩車」をすること

ただ一つ、真剣に考えた結果、「これだけは父親でしか果たせない、唯一無二の役割だ」というものが見つかりました。

それが「肩車」です。

いやいや、肩車なんて体力的に可能な限りは女性でもできますよね?

もちろん、そういうことではありません。

街なかで見かける「肩車」を思い浮かべてみてください。

すべて父親が担っていませんか?

少なくとも私の頭の中では、肩車をするのは「すべて」父親です。

肩車をしている女性を見かけたことがありません。

なぜ、肩車はすべて父親が担うのでしょうか?

もっと言うと、なぜ子供は肩車をパパにお願いするのでしょうか?

答えは単純で、「より高い場所から景色が見られるから」です。(※父親より母親の方が高身長なご家庭もあるとは思いますが、今回は勘弁してください)

小さな子供は、より高い場所から見る景色が大好きです。

生まれたばかりの赤ちゃんですら、「高い、高い」を喜ぶことからも、子供にはより高い場所を好む性質が本能的に備わっているものだと推測されます。

つまり、子供とは本能的に「肩車」を好むものなのです。

なぜ肩車はパパじゃなきゃダメなのか?

ただし、より高い場所から見る景色が好きなだけであれば、大人の男性なら誰でもいいはずです。

でもうちの子もそうなのですが、肩車は親戚のおじさんやおじいちゃんではダメ。

肩車はパパにしてもらう!というお子さんも多いのではないでしょうか?

これは推測の域を出ないのですが、おそらく、外で見かける肩車をしているのが、みんな「パパ」だからだと思います。

そして、漏れなくその親子は仲が良さそうに見えるからです。

だから子供は、子供ながらに「自分もパパに肩車をしてもらいたい」と思うのではないでしょうか?

「ぼくの(わたしの)おうちは、こんなになかがいいんだよ!」って、周りの子に自慢したい。

だからパパに肩車をお願いするのではないでしょうか?

その意味では、肩車は「父親」にしか果たせない唯一の役割だと言っても過言ではありません。

ママではダメ、パパじゃないとダメなんです。

少しさみしい結果になりましたが…あながち間違ってはいないように思えるのです。