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ラグビーは子供の習い事として危険?メリット、デメリットも解説

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ラグビーは習い事として危険?【最新】いま人気の習い事

「子供の習い事にラグビーを考えているけど、やっぱり危険かな…?」
「ラグビーを習わせるメリットやデメリットってあるの?」
「そもそもラグビーってどうやって始めれば良いの?」

 

ラグビー人気、高まってますね~!

日本初開催で大盛りあがりを見せた2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の影響で、子供の習い事としてラグビーを選ぶご家庭が急増しています。

 

でも、やっぱり親として心配なのは「ラグビーって危険なスポーツなんじゃないの?」ということじゃないですか?

 

屈強なラガーマン同士が接触するスポーツというイメージが強いですし、ケガの恐れがネックになっている方も多いはず。

そこで本記事では、記者時代に小学生~トップリーグまでラグビーの取材経験のある筆者が、「子供にラグビーをやらせるのは危険なのか?」という観点から、習い事としてのメリットやデメリットについて解説していきます。

 

子供の習い事にラグビーを検討している方は、是非参考にしてくださいね!

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ラグビーは子供の習い事として危険?

「ラグビー」と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか?

  • ゴツゴツして男らしい肉体
  • スクラムなど頻繁にぶつかり合う競技
  • 楕円球を抱えて颯爽と走り回る競技
  • ルールが良くわからない

どれもイメージとしては間違っていないのですが、やはり「危険なスポーツだ」という印象があるのではないでしょうか?

たしかにラグビーは相手選手とぶつかり合うことのある激しいスポーツです。

でも結論から言うと、

小学生レベルではほぼ危険なプレイは起こりません。

筆者個人としては、ラグビーよりむしろサッカーの方が大きなケガにつながる可能性があるとさえ思っています。

主な理由は以下の2つです。

  1. ヘッドキャップで頭を守っている
  2. ルール変更で幼児・低学年はタグラグビーになった

それぞれ具体的に見ていきましょう。

ヘッドキャップで頭を守っている

まずはこちらの動画の冒頭部分をご覧ください。

この動画は、2018年に行われた小学生ラグビーの全国大会決勝の様子です。

大人顔負けのプレーに圧倒されますが、これはあくまで全国トップレベルだと認識してください。

ご覧いただければ分かる通り、どの選手も「ヘッドキャップ」を頭に装着していますよね?

接触の多いラグビーでは、高校生まではヘッドキャップの着用が義務付けられています。

脳震盪などの頭部損傷を極力防ぐためですね。サッカーよりも頭部への危険性は少ないと言えます。

日本ラグビー協会では、「臓器の手術を要したもの」や「脊髄損傷」などの「重症傷害」が発生した場合、報告を義務付けています。

統計によると、2016年4月~18年12月に小学生で起きた重症傷害は計3件。

これが多いかどうかの判断は分かれるところですが、ラグビー協会による指導者への安全講習も充実しており、競技人口の増加が見込まれる今後もますます安全対策は施されていくことでしょう。

幼児・低学年向けのルール変更

2019年からは、8歳以下の幼児・低学年を対象にルール変更がありました。(詳しくは日本ラグビー協会へ)

世界にならい、タックルを禁止して接触プレーがほとんどない「タグラグビー」を導入したのです。

こちらの動画にある通り、タグラグビーではタックルの代わりに腰につけた紐のような「タグ」を引っ張って抜きます。

接触がなくなり、安全性がより確保されていますね。

全国の小中学校の体育でも導入が進んでいるスポーツです。

ハンドリング(パスなど)の上達がより見込めるというメリットもあり、競技人口増加にも拍車がかかりそうですね。

他のスポーツでもケガは付き物

もちろん、ラグビーは運動量の多い集団スポーツです。

熱中症などの対策は必須ですし、ケガをまったくせずにいられる選手の方が少ないかもしれません。

ただし、ケガはどのスポーツにだって付き物です。

習い事にスポーツを選択されるのであれば、ある程度のケガは覚悟する必要があります。

ケガの恐れを考慮するよりも、後述するメリット・デメリットを判断基準にすると良いでしょう。

ラグビーを子供の習い事にするメリット

ラグビーを習うメリットは、ザッと考えるだけでいくつも思い浮かびます。

  • 体力がつく
  • チームプレーができる
  • 仲間ができる
  • 他学年の友達ができる
  • 他校の友達ができる
  • 一流選手になりやすい
  • 家族の交流が深まる
  • 他競技と比べて月謝が安い
  • 道具があまりいらない

一つずつ見ていきます。

体力がつく

運動量の多いラグビーは、体力向上にはうってつけのスポーツです。

外で走り回る競技なので、どのスポーツでも土台となる筋持久力や心肺機能を鍛えることができます。

最近は、特に小さいうちには色んなスポーツを経験したほうが良いとされており、野球やサッカー、陸上、水泳などほかのスポーツと並行する子も珍しくありません。

チームプレーができる

集団スポーツの中でも特に連携が求められるラグビーは、集団生活の中での協調性を育むことができます。

「ワンフォーオール、オールフォーワン(1人はみんなの為に、みんなは1人の為に)」の精神を小さいうちから身につけることは、きっと将来に役立つはずです。

仲間ができる

15人でプレーするラグビーは、どのチームもある程度の所属選手が必要です。

小学生のチームでも、40~50人規模が在籍しているケースは少なくありません。

それだけいれば当然、気の合う仲間と出会える可能性はグンと上がります。

もし内気な性格で、学校ではあまり友達を上手に作れないお子さんでも、大切な仲間に出会えるはずです。

他学年の友達ができる

野球やサッカーなど他競技でもそうですが、集団スポーツを始めれば他学年の子と一緒になります。

刺激を得られることはもちろん、社会に出てから必要になる上下関係やマナーを自然と身につけることができますね。

きょうだいのいない一人っ子にもおすすめです。

他校の友達ができる

野球やサッカー、ミニバスなどでは同じ小学校の児童のみで構成されるチームが少なくありません。

しかし、競技人口の少ないラグビーでは、大きな市でもせいぜいチームは市内に4、5箇所程度。

必然的に近隣の学校の子がどっさり集まるのです。

他の学校の子と触れ合う機会は貴重ですし、中学生に上がってからも何かと有利になりますね。

一流選手になりやすい

少し気が早い話ですが、将来スポーツでメシを食っていこうと考えたときに、競技人口の多い野球やサッカーと比べ、ラグビーは一気にハードルが低くなります。

今回の日本代表全選手の経歴についてまとめた「ラグビーは何歳から?」の記事でも分かる通り、高校生以上から始めて代表まで上り詰めた選手もいます。

近い将来「ラグビーのプロ化」も実現されそうな勢いですし、楕円球一つで夢を見るのはもはや非現実的とは言えないですね。

月謝が安い

どのスポーツチームでも月謝がかかるところがほとんどだと思います。

ラグビーの場合は、もちろんクラブによるのですが、おおむね年間費制で1~2万円程度、月謝制で1,000~2,000円程度としているところが多いです。

かなり良心的なので、親御さんにとってはありがたいですね。

道具があまりいらない

ラグビーは基本的にボールとグラウンドさえあればどこでもできるスポーツです。

練習ウエアやスパイクは必要になりますが、年間いくつも購入するものではないですし、初期費用はあまり気になりません。

家で練習するにしても、せいぜいボールが必要なくらいなので、こちらも親が嬉しいポイントです。

 

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ラグビーを子供の習い事にするデメリット

もちろん、ラグビーを習い事にするデメリットがないわけではありません。

  • ケガをする&させてしまう可能性がある
  • 近所のチームが少ない
  • 親の送迎が必要

順番に細かく見ていきます。

ケガをする&させる可能性がある

どのスポーツにも言えることですが、やはり多少のケガをする可能性は覚悟しておく必要があるでしょう。

もっと注意したいのが、誤ってケガをさせてしまう可能です。

重大事故が発生した場合でも、治療費等は保険でまかなえるのであまり気にする必要はありません。

しかし、当事者の子にとっては、故意ではないにしても自分のプレーで相手をケガさせてしまった事実で、心に傷を負う可能性があります。

ラグビーに限った話ではないですが、頭の中には入れておきましょう。

近所のチームが少ない

「メリット」の項目でも書きましたが、競技人口がまだ少ないラグビーでは、野球やサッカー、バスケなどと比べてチーム数が圧倒的に少ないです。

徒歩圏内に練習場があればいいですが、そうでない場合には親の送迎が必須。

また、万が一チーム方針や指導者が合わなかった場合に、他のチームへ転籍するという選択ができなくなります。

ただ、ラグビー人気がこのまま向上していけば、自然とチーム数も増えるはずですので、じきに解決されるかもしれませんね。

 

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東京都のラグビースクール一覧

神奈川県のラグビースクール一覧

埼玉県のラグビースクール一覧

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親の協力が必要

やはりどの習い事にも言えることですが、ラグビーも親の協力が欠かせません。

チームによっては、活動日に親の同伴を求められるところもありますし、徒歩圏内になければ送迎も必須です。

練習後には泥だらけになったウエアの洗濯も待っています。

とはいえ、他のスポーツでも大差はないので、習い事をさせる以上は割り切る必要がありますね。

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W杯が国内開催されることに伴い、ラグビー人気は日に日に熱を帯びています。

世界のトップ選手の活躍を目の当たりにし、「いつか自分もあの舞台に立ちたい」と目を輝かせる子供たちが続出することでしょう。

ラグビーは激しいスポーツですので、親としてみれば子供の安全が心配です。

しかし、この記事で紹介した通り、ヘッドキャップの着用を義務付けていることや、幼児・小学生のルールが変更されタックルが禁止されたことなど、協会を挙げてラグビーの安全性確保に努めています。

 

ラグビーを習い事として選ぶメリットについて考えてみても、

  • 体力がつく
  • チームプレーができる
  • 仲間ができる
  • 他学年の友達ができる
  • 他校の友達ができる
  • 一流選手になりやすい
  • 家族の交流が深まる
  • 他競技と比べて月謝が安い
  • 道具があまりいらない

と、挙げればキリがありません。

 

そして何より、子供が自ら関心を示したのであれば、それを後押ししてあげるのが親の役目だと筆者は考えます。

これから競技人口は確実に増え、国内でもメジャースポーツになりつつあるラグビー。

是非習い事の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

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