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言わなくても分かって欲しい妻、言ってくれなきゃ分からない夫【子育てコラム】

言わなくても分かって欲しい妻、言ってくれなきゃ分からない夫【子育てコラム】

【この記事は子育て中の女性に向けて書いたものですが、男性にも是非読んでいただけると嬉しいです。「育児ノイローゼ」について真剣に考える内容です】

Twitterで、あるフォロワーさんからこんな投稿がありました。

 

育児と仕事を両立されている「ワーキングママ」のありさん(@ari_kakei)が、「心身ともに不調を感じ」、旦那さんに助けを求めたそうです。

 

ありさんの旦那さんは、普段はかなり帰宅が遅いようですが、この日ばかりは定時で仕事を切り上げ、家事に育児に、奔走してくれたといいます。

このことについて、ありさんは「素直に伝えてよかった」「つらいことは言葉にしないと伝わらない」と綴っています。

 

一見、どこの子育て世帯でもあり得るような出来事ですが、私はありさんの投稿のある部分が引っかかって、以下のようなリプを返しました。

 

ありさんとは面識はありませんが、私はこの投稿から以下のことを考察しました。

☑家事や育児について「つらい」と感じても、なかなか旦那さんに言い出せない
☑自分の口から言わずとも、「つらい」と感じていることに気付いて欲しい

 

ありさんはTwitterで、「つらいことは言葉にしないと伝わらない」と書いています。

言い換えると、これまでは「つらい」と思ったことでも旦那さんには相談せず、ご自身の中で自己消化することが多かったということなのだと推測されます。

 

こうした考えに共感できる子育て中の女性は、少なくないのではないでしょうか?

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夫婦間にテレパシーは存在しない

さて、ここからが本題です。

 

恐らく多くの女性が、「言葉で言わなくても変化に気づいて欲しい」というありさんの気持ちに共感できると思います。

 

一方、夫側の視点に立ってみると、「言葉にしてくれないと分からない」というのが本音ではないでしょうか?

 

妻「言わなくてもわかってよ!」

夫「言わなきゃわかんねぇよ!」

 

この隔たりは、残念ながら永遠に埋まることはないと思います。

 

ありさんへのリプにも記載した通り、夫婦は元々、性別も育ちも異なる赤の他人同士です。

何らかのボタンの掛け違いがあれば、出会ってすらいなかった可能性が高いと言えます。

 

その「赤の他人同士」である2人が、何も言わずとも互いの心境を理解できる「テレパシー」のようなもので繋がっている。

そんなことがあると思いますか?

 

映画や少女漫画のような「永遠の愛」が存在すればとても素敵ですが、少なくとも私には、妻の心理が手に取るようにわかる便利な機能は備わっていないようです。

他人事じゃない「育児ノイローゼ」による悲劇

我が家には間もなく5歳になる息子がいます。

 

生まれたばかりの当時、私はマスコミに勤務していて、深夜の帰宅が当たり前でした。

いわゆる「ワンオペ」状態だった妻は、毎晩のように夜景を見ながら1人で涙を流していたそうです。

 

俗に言う「育児ノイローゼ」の一歩手前、もはや育児ノイローゼに陥っていたと言っても過言ではない状態でしたが、ある日泣きながら私にこう言ったのです。

「消えちゃいたいって思う…」

いつもニコニコして、家事も難なくこなしてくれていた妻が、まさかここまで追い込まれていたなんて…。

 

お恥ずかしい話ですが、私自身、まったく気にもとめていませんでした。

もしもこのとき、妻が本音を吐いてくれていなかったら。

または私が妻の本音に向き合おうとしていなければ…。

 

TVニュースで散々報道される「育児ノイローゼ」に端を発した悲劇が、我が家で起きていた可能性だって決して否定はできません。

必要なのは、互いに一歩ずつ歩み寄ること

私自身の経験や、ありさんとのやり取りを通して伝えたいことは、「互いに一歩ずつ歩み寄ろうとする努力」が大切だということです。

 

ありさんは、旦那さんに「ヘルプ」を求めることについて、恐らく逡巡したことと思います。

「仕事に迷惑を掛けたらどうしよう」という心理も働きますし、「断られたらどうしよう」という恐怖心があったかもしれません。

 

でも、勇気を出して旦那さんに「本音」を吐露したお陰で、パンクすることなく旦那さんの協力を仰ぐことができました。

 

ここで必要になるのが、「互いに一歩ずつ歩み寄ろうとする努力」です。

 

「言わなくても分かってよ!」

じゃなくて。

「言わなきゃわかんねぇよ!」

でもなくて。

 

妻に必要なのは、「男は言わなきゃ分からないんだ」と思いながら、ときには勇気を出して本音をぶつけること。

夫に必要なのは、「母親は常に無理をしている」と思いながら、必要以上に気を配ってあげること。

 

一番最悪なのは、無理を通したり、過度な気を使ったり、ちょっとしたシグナルを軽視したりした結果、どちらかがパンクしてしまうことです。

 

そうなる前に、互いに一歩ずつ歩み寄って、協力し合うことが子育てには必要なのではないでしょうか?

 

元々は「赤の他人」の2人には、テレパシーは通じません。

でも、「赤の他人」同士なのに、数億分の1の確率で結びついた2人なのだから、互いに歩み寄る努力さえ怠らなければ、助け合うことは絶対にできるはず。

 

子育ては、夫婦の絆も深めてくれるとても尊いものなのです。

 

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